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製作総指揮: ユン・ジェギュン『国際市場で逢いましょう』監督

『それだけが、僕の世界』を制作することになったきっかけは?

最近読んだシナリオの中で一番完成度の高いシナリオでした。シナリオを読んですぐに制作を決めた最初の作品です。観客たちにあたたかな幸福感をもたらすような映画を以前から作りたいと思っていました。『それだけが、僕の世界』は、冷めた現代に、あたたかな風を送り込む映画になると確信しました。

キャスティングについて

『それだけが、僕の世界』で一番重要だったのは何を置いても“演技力”でした。作品の完成度を決定づけるものはキャスティングだと考え、とにかく演技の上手い俳優とこの作品をつくろうと思いました。シナリオが出来上がって、イ・ビョンホン、ユン・ヨジョン、パク・ジョンミンの3人にまず先に送りました。この3人がキャスティングの第一候補でした。第一候補のキャスティングがそのまま実現するというのはとても稀なことです。演技の上手い役者が揃った時のシナジーとエナジーがこれほどまでに大きいものだと感じたことはありませんでした。本当に彼らと一緒に作品が作れてとても幸せでした。

チェ・ソンヒョン監督と製作陣について

シナリオを読んですぐにチェ・ヒョンソン監督のファンになりました。嫉妬心を感じるくらい素晴らしいシナリオと、新人監督にもかかわらず現場で多くの俳優とスタッフをリードしていく姿を見て、学ぶ点も多かったです。それから、『バトル・オーシャン 海上決戦』『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』『トンネル 闇に鎖された男』『コンフィデンシャル/共助』など数多くの作品に参加してきたキム・テソン撮影監督、ファン・サンジュン音楽監督、イ・テフン美術監督をはじめ最高のスタッフが集まったのは彼の才能のたまものだと感じました。最高の監督、最高の俳優、最高のスタッフまでが、ひとつになってこそ生まれた感動を観客の皆さんにも充分に感じてもらえると思います。

これから映画を観る方々に向けて

世知辛い世の中で多くの方が生きている昨今ですが、今年そして来年と『それだけが、僕の世界』と共に楽しくて幸せな年でありますように。この映画はとてもあたたかい物語で、見終わると胸に響く感動もあります。家族で劇場に来て幸せで楽しい時をお過ごしください。